放っておくと黒ずむことも!虫刺されのシミを消すには?

日焼けに対策には気を配っていても、肌にシミができてしまうことがあります。不思議に思いつつモヤモヤした気持ちを抱えている人もいるでしょうが、それは虫刺されによるものかもしれません。虫刺されに関してはさほど対策をとっていない人も多いので盲点とも言えます。

では、どうして虫刺されによるシミはできてしまうのでしょうか。今回は、虫刺されがシミをおこす仕組みや、その対策法について紹介していきます。

虫刺されがシミになってしまう原因

メラニン色素の沈着

蚊などの虫に刺されると毒が体に入りますが、これを体が異物と捉え炎症やかゆみなどが引き起こされます。

かゆみを感じて搔きむしると皮膚が摩擦によって刺激されますが、この刺激によってメラニン色素の生成が促されます。これが「炎症性色素沈着」と呼ばれるシミにつながるのです。

代謝の衰え

虫に刺されても若い頃は、肌代謝がスムーズなので、メラニンの排出がきちんと行われ、シミができることはさほどありません。

しかし、加齢によって肌の代謝が落ちると、メラニン生成量に代謝が追いつかないので色素が沈着してしまいます。そのため、年齢を重ねるほど虫刺されによるシミができやすくなってしまうのです。

栄養素の不足

虫に刺されても体に十分な栄養があれば、皮膚の生まれ変わりがスムーズに行き、シミができる可能性も少なくなります。皮膚の再生に関わる栄養素としては亜鉛がありますが、これは男女ともに不足しがちな傾向にあります。

亜鉛が不足すると虫さされがシミになってしまうだけでなく、肌荒れが起こったり、味覚障害につながったりすることもあるので注意が必要です。

亜鉛は牡蠣や牛肉などに豊富なので、健康のためにも意識的に摂取するようにしましょう。

虫に刺された時に注意すべきこと

掻きむしらない

虫に刺されるとかゆみが伴いますが、かゆいからと行って肌を引っかいてしまうのは良くありません。皮膚をかくことで刺激が伝わり、メラニンの生成が促されてしまうからです。

また、皮膚をかきむしることで傷ができてしまうことも。傷が残ると目立ってしまうので注意しましょう。

皮膚を傷つけないように爪で押したり叩いたりする人もいるでしょうが、これも同様に皮膚への刺激となってしまうのでやめましょう。

温めすぎない

蚊などの唾液に含まれるたんぱく質は、熱で分解することができます。そのため、肌を温めることでかゆみが緩和することも。

しかし、たんぱく質を分解するためには少なくとも60℃以上の熱めのお湯をかけないと効果が薄いとされています。

また、中途半端な温度では血管が広がり、かゆみが増すだけなのであまりおすすめはできません。

虫に刺された時の対処法

患部を冷やす

虫に刺された場合は、患部を温めるのは得策ではないと紹介しました。温めるよりは冷やしたほうがいいでしょう。患部を冷やすことで感覚が麻痺して、かゆみが緩和されるのでかきむしらずに済みます。

痒くて痒くてどうしようもないという場合には、氷水につけたタオルや保冷剤などを当てて早めに冷やすことが大切です。

石鹸を使って洗う

蚊の唾液は酸性なので、肌のpH値をアルカリ性に傾けて中和させることでかゆみを和らげることができます。そのためには石鹸を使うのが効果的です。

蚊に刺されてかゆみを感じたら、石鹸を使って患部を丁寧に洗うようにしましょう。そうすることで次第にかゆみも引いていくでしょう。

紫外線対策をする

蚊のかゆみ成分は一種の毒であるため、刺された後の肌は炎症を起こしています。そこに紫外線が当たると、メラニンの生成量がグンと増し、さらにシミが濃くなってしまうことがあるので要注意。

蚊に刺された箇所は基本的に衣服などの布で覆い、直射日光のもとにさらけ出さないことが大切です。腕などの場合はアームカバー、首の場合はネックカバーなどを使って露出を抑えましょう。

かゆみ止めを使う

患部を冷やしたり石鹸で洗ったりしてもどうしてもかゆみがおさまらないという場合には、市販のかゆみ止め剤を使うのも一つの手段です。塗るだけでかゆみが治まるので、メラニンの生成量も抑えることができます。

ただ、かゆくて仕方がないときにわざわざ買いに出るのも面倒ですしストレスになってしまうので、蚊が増える夏場などの時期が来る前に事前に用意しておくといいでしょう。

虫刺され後のケア方法

保湿を徹底する

虫に刺された後の肌は炎症を起こしており、普段よりも乾燥しやすい状態にあります。肌の乾燥はターンオーバーの乱れを招き、どんどんシミの排出がしにくい状況を作ってしまうので注意が必要です。

肌の代謝を促すためには、きちんと肌を潤して乾燥を抑えることが大切。そのため、蚊に刺されたら患部を清潔にし、クリームなどを塗って保湿を心がけましょう。

美白ケアも有効

虫に刺されてかきむしると、メラニン生成が進んで色素沈着を招いてしまいます。そのため、虫刺され後にはメラニンの生成を抑える働きがある有効成分を含んだ「美白化粧品」を使ってみるといいでしょう。

美白成分としてはビタミンC誘導体やプラセンタ、アルブチンやm-トラネキサム酸などがあります。これらはメラニンの生成を抑える働きがあるので、虫に刺されたら早めに塗ると効果的です。できてしまったシミには、色素を白くする作用のある「ハイドロキノン」が含まれたものを使いましょう。

栄養をしっかり補給する

食品に含まれる栄養素の中にも、メラニンの生成を抑える作用を持つものがあります。例えばビタミンCはメラニンを白色に還元し、細胞を活性化させる働きがあるのが特徴。

また、ターンオーバーを整えたり色素沈着を抑えたりする働きもあります。抗酸化作用やコラーゲン生成の補助の役割もあるので、エイジングケアにも有効です。同じくビタミンAやビタミンEにもメラニンの生成を抑えるなどの働きがあります。

鮭などに含まれる色素「アスタキサンチン」にも、抗酸化作用やメラニンの生成を抑える働きがあるので積極的に摂取するといいでしょう。さらにサバ・イワシなどの青魚に多く含まれるオメガ3脂肪酸には、代謝を高めてターンオーバーを正常に導く働きがあります。

生活習慣を見直す

シミは、メラニン生成量に対して肌の代謝が追いつかないことによって起こります。肌の代謝は日々の生活習慣によって乱れてしまうこともあるので、シミを作らないためには生活習慣を改めることも重要です。

肌の代謝は寝ている間に進むので、良質な睡眠を十分に取ることが美肌のカギ。また、現代人が避けて通れないストレスはメラニン生成を促す活性酸素を増やしてしまうので適度にリフレッシュすることも大切です。

クリニックで施術を受ける

上記のような対策はしてみたものの、シミができてしまって気になるという場合には、医療機関の施術に頼ってみるのも一つの手段です。皮膚科などではレーザー治療やケミカルピーリングなどを行ってくれるので、まずは話を聞いてみましょう。

蚊以外の虫にも注意

ブヨ

小川や渓流など済んだ水場の近くに生息するブヨは、肌にハリを刺して血を吸う蚊とは違い、皮膚を噛みちぎって血を吸う生き物です。そのため、蚊に刺されるときよりも皮膚への刺激が大きくダメージも大きくなってしまいます。

ブヨに噛まれると半日ほどで大きく患部が腫れ、痒疹(ようしん)と呼ばれるしこりができてしまう事もあります。これは一般的な虫刺され薬では対処できない事もあり、完全に治るまで時間がかかるやっかいなものです。

ブヨは殺虫線香などで撃退できるので、キャンプなどに行く際には持っていくといいでしょう。噛まれてしまったらまず患部をつまんで毒を絞り出し、ステロイド系の外用薬を塗ると効果的。ただ、症状がひどい場合には医療機関に相談しましょう。

ダニ

蚊に刺されたと思っていても、実はダニだった、ということはよくあります。ダニは体が目で見えないほどに非常に小さいので、気づかぬうちに刺されていることも。

ダニに刺されるとかに刺されるよりも痕が消えにくくなってしまいます。刺された直後は赤くなりますが、時間の経過とともにアザのように黒くなってしまう場合があります。特に、脇腹や脇の下、股や腕の内側など、皮膚がやわらかいところが狙われやすいので要注意。

ダニはカーペットや布団、ソファーなど家中の至る所に潜んでいます。湿気を好むので、換気をしたり除湿機を使うなどして湿度を上げすぎないことが大切です。

虫刺され後の傷やシミをケアする商品

アットノン

価格表示:1,300円(公式)・1,166円(Amazon)・1,055円(楽天)
特徴:炎症を抑える「グリチルリチン酸2K」配合
内容量:15g
使用方法:1日に1〜数回、適量を患部に擦り込む
注意点:出血性血液疾患の人は使用禁止・粘膜や目の周辺には使わない
効果が得られる虫の種類:指定なし

ドラッグストアでも手軽に購入できるこの商品は、ヘパリン類物質というものを含んでいるのがポイントです。この成分は傷や火傷をきれいに治すのに役立つもので虫刺されの痕にも効果が期待できます。

肌の代謝を高めることで、かきむしり後もきれいに治す効果が期待できるので一つ持っておくと便利です。

オバジ トレチノインクリーム

価格表示:-(公式)・取り扱いなし(Amazon)・取り扱いなし(楽天)
特徴:トレチノインを0.1%配合
内容量:20g
使用方法:適量を患部に擦り込む
注意点:-
効果が得られる虫の種類:指定なし

このクリームは、ターンオーバーを促す「トレチノイン」という成分を配合しているのがポイントです。肌の代謝が高まることでメラニンの排出も促されシミができにくい状態を作ることができます。

肌の表皮にあるメラニンを排出し、表皮細胞を活性化することで代謝を高めることができるのです。

バイオイル

価格表示:-(公式)・1,680円(Amazon)・1,180円(楽天)
特徴:フェイス・ボディと全身に使える
内容量:60mL
使用方法:保湿したい部分に塗り、円を描くようにマッサージする
注意点:傷がある場合は、完治してから使う
効果が得られる虫の種類:指定なし

バイオイルは、日本だけでなく世界の17か国で愛されている商品です。もともとは乳がんの術後ケアに用いられていたもので、傷跡のひきつれやケロイド、色素沈着を抑えることができます。そのため、虫刺されの痕やにきび跡などに効果的とされているのです。

抗酸化作用を持つビタミンAやビタミンE、4種の植物由来成分やピュアセリンオイルを含んでいるのでスキンケアにも役立ちます。

虫刺されを隠すにはメイクも有効!

虫刺され痕が気になってケアをするとしてもすぐにはきれいにすることができません。目立つ箇所に痕ができてしまうと外に出るのにも抵抗が出てしまいますからそのような場合にはメイクで隠すといいでしょう。

虫に刺された直後は炎症が起こっているのでメイクは避けたほうがいいのですが、落ち着いてきたらファンデーションやコンシーラーを乗せて赤みを隠しましょう。メイクアイテムのオススメとしては以下のようなものがあります。

はるコスメ傷用

これは、傷口に貼って上からメイクをすることができる絆創膏のようなアイテムです。これなら炎症を気にすることなくメイクができるので便利です。

カクシーラーEX

この商品はメーカー他商品比で4.5倍ものカバー成分が含まれいるのがポイントです。虫刺されの痕はカバーしにくいのですが、これを使えばきれいに隠すことができます。

「スクワラン」「マカデミアナッツ油」といった保湿成分も含まれているので、肌に負担をかけにくいのも魅力のひとつです。

まとめ

虫刺されの痕は意外と目立ってしまうので、なんとかしたいと考えている人も多いでしょう。虫刺され後にかきむしることで痕の目立ち方が変わってくるので、まずは皮膚を刺激しないように対処することが大切です。

その上で、虫刺され薬やかゆみ止め薬を使ったり、メイクでカバーしたりするといいでしょう。

しっかりとケアして虫刺され痕をなくし、きれいな素肌をキープしましょう!

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