日本は色白を意識しすぎ?美肌の基準とは

あなたは、「美肌ってどんな肌?」と聞かれたら、何と答えますか?

「白くて、すべすべの肌」と答える人が多いのではないでしょうか。おそらく多くの日本人が、同じように答えるのではないかと思います。

日本では昔から、「色の白いは七難隠す」という言葉もある通り、白い肌が美しいとされてきました。

でもその認識は、世界共通なのでしょうか?
海外の人から、日本人の肌の白さを求める美意識はどのように捉えられているのでしょうか?

色白=美肌の日本。海外の人の反応は?

日本では、「肌の色が白いこと=美しい肌」というのが一般的な常識のようになっていますね。確かに白い肌はキレイに見えますし、日本人の肌の美しさは、海外の人からも高評価なんていう声も耳にします。

実際に、この日本人の「色白=美肌」という考え方を、海外の人はどのように感じているのでしょうか。

アメリカの口コミ

アメリカでは、こんがり焼けた小麦色の肌の方がモテます。これは白い肌よりも、日焼けしている肌の方が健康的に見えるからです。焼けていない白い肌は、不健康な人に見られてしまうのです。

ですから、アメリカの人から見ると、帽子とサングラスくらいならまだしも、日本人が暑い日に日傘や日焼け防止用のアームカバーを身に着けていたり、顔が見えないくらいの大きなサンバイザーを着けたりしているのはすごく不思議な光景に見えるんだとか。

フランスの口コミ

実は日本の北海道と緯度がほぼ同じで、年間を通して日照時間が少ないフランスのパリでは、男性だけでなく美意識の高い女性でも太陽の光が恋しくてたまらない!というのが当たり前の感覚です。パリのカフェでは、店内の席よりも太陽の光を浴びることのできるテラス席の方が人気があるほどです。

また、テラコッタ色に焼けた肌は健康的に見え、かつ、バカンスに出掛ける経済的余裕を表します。つまり、裕福に見えるのです。

焼けてない白い肌はバカンスに出掛けることのできないという貧しさを表すので、バカンスに行くほどの経済的余裕のないフランス人は夏休みに近所の公園で肌を焼きます。

それほど、フランス人にとって日焼けした肌は一種のステータスなのです。ですから、真夏に日傘をさして歩く日本人の姿はフランスの人の目から見るとすごく不思議に見えるようですよ。

オーストラリアの口コミ

オーストラリアは非常に紫外線が強く、皮膚がん発生率世界一の国です。学校では通常の勉強と同じように紫外線対策を学び、子どもの頃から日焼け止めクリームを毎日塗ります。街中や学校にはいたるところに日除けの屋根があるなど、国としての紫外線対策がしっかりとなされています。

ところが、実はオーストラリアの人たちも小麦色に焼けた肌が好きなのです。皮膚がん予防のためにサングラスをかけたり日焼け止めクリームを塗ったりはしますが、暑い日に長袖で出かける人なんてほとんどいません。本当は小麦色に肌を焼きたいのです。

オーストラリアの人から見ても、色白になりたい!肌が白い方が美しい!と考えている日本人は不思議に見えるんですね。

3か国の肌の色に対する意識を見てみました。

欧米の国々の多くは、日に焼けた肌を美しいと考える美意識を持っています。健康的に見えるし、バカンスに出掛けるくらいの経済的余裕があるように見えるからです。

日本人女性の肌の美しさを賞賛する欧米の男性ももちろんいます。でもそれは色の白さのことを指しているというよりは、キメの細かさや滑らかさ、肌の柔らかさといった点を指す場合が多いようです。女性の肌の色の白さは、欧米の人にとってはモテ要素にはならないのです。

色白=美肌に賛成している国は?

ほとんどの欧米の国では、肌は焼けている小麦色の方がステータスが高く美しいとされ異性からモテます。

では日本と同じように肌の色が白いことが美肌と考える国はないのでしょうか。

実は、日本人と同じ黄色系の肌を持つ国の人は、日本人と同じように「色白=美肌」と考えているようです。

中国

日本では古くから「色の白いは七難隠す」という言葉があります。様々な欠点があっても、色が白ければそれらの欠点なんて隠れてしまって美しく見える、という意味ですね。

中国にも似たような言葉があるのですが、何と中国では百何隠すと言われるのだとか。そのくらい、中国の女性は肌の色が白いことを追求するのです。

中国の女性は学校や仕事にすっぴんで出かける人が少なくありません。朝は少しでもゆっくり寝ていたいから、メイクするのが面倒なんだとか。

でも、ツヤツヤな肌を保つためのスキンケアには手を抜きません。そして外の出るときは日焼け止めクリームを塗り、日傘をさします。日本と似ていますね。

また、中国女性の間では、通常のカメラよりも高額ですが自撮り用の美白機能が付いたカメラが大人気のようです。こんなところにも、中国での色白人気がうかがえますね。

韓国

韓国でも、女性は透き通るような白い肌が人気です。韓国の女優さんたちはみんな、陶器のような肌をしていますよね。

そんな韓国女性の間で人気なのがウユクリームです。ウユクリームはスキンケア用のクリームではなく、肌を白く見せるためのブライトナーの役割を持つミルククリームです。

美白効果があるわけではないので、肌が白く見えるのはウユクリームを塗っている間だけなのですが、塗るだけで肌が白く見えるということで、韓国では爆発的な人気になっています。

もう1つ韓国で人気なのが、白玉注射=グルタチオンの入った点滴です。グルタチオンとはアミノペプチドの一種で、抗酸化作用が非常に高く、メラニン色素の生成を抑えたり排出をサポートしてくれたりするのです。

継続して受ける必要はありますが、多くの韓国芸能人がこの白玉注射で透き通るような白い肌を手に入れているんだとか。さすが美容大国、韓国ですね。

色の白いは七難隠す!日本で色白が美しいとされたのはいつから?

色の白いは七難隠すと言われる日本ですが、いつごろから肌が白い方が美しいとされてきたのでしょうか。日本人女性の肌の色に対する美意識の歴史を見てみましょう。

色白=美肌の始まり

実は奈良時代から、おしろいで顔を白く塗って化粧をしていたことが分かっています。こうした白い肌が美しさを象徴するものになったのは平安時代で、肌を白く見せることが上流階級のステータスになっていきました。

江戸時代後期には白い肌が庶民の間でも広まりました。よりナチュラルな色白肌を目指すために、洗顔方法やパックの方法など、スキンケアで肌を白く美しくする方法や、ナチュラルに見える化粧法などが「都風俗化粧伝」で紹介され、人気となりました。

ガングロ人気の時代もあったけれど…

一時期、日本でもガングロのコギャル文化が広まりました。このとき、コギャルたちはみな日焼けサロンに通ってまで、肌をこんがり焼いていました。渋谷にはそんなガングロ女子・男子があふれていましたね。

そんな時代もありましたが、今ではすっかりガングロ女子は見かけなくなりましたね。今また日本人の間では、白い肌を美しいと考える美意識が主流になっているのです。 

日本で色白の多い地域はどこ?

色白=美肌とされる日本で、色白の人が多い都道府県ってどこだと思いますか?実はそれを調べた調査結果があるのです。

色白が多そうだと思う都道府県ランキング

Jタウン研究所が行ったアンケート調査では、ベスト3は以下のようになりました。

3位:石川県
2位:富山県
1位:秋田県

「秋田美人」なんていう言葉もある通り、秋田はなんと全体の1/4の得票率で断トツの1位でした。秋田出身の佐々木希さんや生駒里奈さんなども、色白美人ですからこのアンケート結果、すごく納得できますね。

POLA発表の美肌県グランプリ2017

では実際はどうなのでしょうか。大手化粧品会社のPOLAが2017年に発表したランキングの結果を見てみましょう。
  
3位:秋田県
2位:石川県
1位:富山県

3位~1位の都道府県は変わりませんが、ランキングの順位が変わっていますね。

1位の富山県は、日照時間が短くて降水量が多く、年間を通して湿度が高いため滑らかな肌を保ちやすい環境だと言えるんだとか。また、良質の睡眠を心掛ける生活習慣も、美肌グランプリの要因だと考えられるそうです。環境と生活習慣が美肌のカギと言えそうですね。

色白だけじゃない!日本の美肌基準2018

昔から、日本人は肌の色は白い方が美しいと考えてきました。それは現代でも同じでしょう。

しかし美しい肌というのは、色白であるということだけではありません。色が白いこと以外にも様々な条件が整ったときにはじめて「美肌」と言えるのです。

では美肌とは、色が白いこと以外にどのような条件があるのでしょうか。

うるおい

うるおった肌とは、角質層の水分と油分のバランスが整っていてみずみずしい肌のことです。肌のうるおいは水分で保たれ、その水分を蒸発させないようにキープするのが油分です。

肌がうるおっていると、目で見てキメが整っているのが分かりますし、手で触れるとしっとりと柔らかい感触がします。

しかし、肌の水分量というのは生まれたときが最も多く、加齢とともにどんどん減少していきます。だから、年齢を重ねれば重ねるほど、肌の水分を補給し持続させるというスキンケアが必要になるのです。

ハリ

肌は定期的にターンオーバーを繰り返します。ターンオーバーとは、肌細胞の生まれ変わりのことで、役目を終えた古い角質を垢として落とし、真皮で生まれた新しい肌細胞が各層に上がってくる流れのことです。

このターンオーバーの周期が正常であれば古い角質が肌表面に溜まらずに定期的に剥がれ落ち、コラーゲンをしっかりと生み出すことのできる新しい肌細胞で肌表面が覆われるので、水分をたっぷりと保持できるハリのある肌を保つことができるのです。

しかしこのターンオーバーのサイクルも、加齢とともに遅れがちになります。少しでもこのサイクルを遅らせないためには、肌を乾燥させないように保湿を心掛け、紫外線を予防したり、良質な睡眠やバランスの良い食事を摂ることなどの生活習慣にも気を付ける必要があります。

透明感

肌のターンオーバーが正常に行われている肌は、古い角質が溜まっておらず、メラニン色素も定期的にはがれおちています。ですからくすみがなく、明るい肌色になります。また、血液循環も正常に行われているので、血色の良い、透明感のある健康的でなめらかな肌でいられるのです。

加齢とともに肌がくすんでいるように感じるのは、肌のターンオーバーが正常なサイクルで行われなくなっている証拠です。くすみを感じたら、上記のような対策を積極的に行い肌の透明感を取り戻しましょう。

ニキビ・シワ・シミがない

ニキビやシワ、シミができてしまうことには様々な要因があります。上でも書いたように、肌のターンオーバーのサイクルが遅れていると、古い汚れや皮脂が肌に残ってニキビができやすくなったり、保水力がなくなって乾燥してシワができたり、メラニン色素が排出されなくてシミができたりしてしまいます。

また、質の良い睡眠を毎日とることも、これらの肌トラブルを防ぐ大切な条件になります。私たち人間の成長ホルモンは寝ている間に活発に分泌されるので、肌のターンオーバーも就寝中に活発に行われるからです。毎日寝る時間が0:00を過ぎていたりすると、なかなか肌のターンオーバーは正常には行われません。

そして、毎日の食生活も非常に重要です。私たちの体は自分の食べたものでできています。それはもちろん肌にも言えることです。脂っこいものばかり食べていればニキビができやすくなりますし、アルコールや糖分の摂りすぎはシワやシミにつながります。

肌トラブルの予防に効果的な食べ物はたくさんあります。どれか1つにだけ偏って食べるのではなく、肉も魚も野菜もバランスよく食べること、それが肌トラブルを回避する一番の近道であると言えます。

欲しいのは「色白」ではなく今足りないもの

日本の「美肌=美白」という考え方について様々な角度から見てきました。肌の色が白いことは、日本人から見ると美しい肌に見えますが、世界中のすべての国の人にそれが当てはまるわけではありません。

肌の色が元々白い欧米の人は、小麦色に焼けた肌を健康的で美しいと捉え、焼けた肌が一種のステータスにもなっていますし、逆に私たち日本人や中国人、韓国人といった肌が黄色系の人は、白い肌を美しい肌であると感じます。つまり、「〇〇色の肌=美しい肌」と感じる美意識は、世界共通ではありません。その根拠は、単に自分が持っていないものを欲しがるという、人として当たり前の感情から生まれているのです。

美しい肌と自分が思う理想は、自分の持っていないものを持っている肌のことです。日本人でも、ただ白い肌なら美しいというわけではありませんね。

他にも美しい肌の条件はたくさんあります。肌トラブルがなく、ハリやうるおいの保たれた、透明感のある肌が、本当に美しい肌であると言えるのです。

「私は地黒だから…」とか「もう日焼けしちゃったし…」なんて悲観することはありません。今からでも十分、美肌を目指すことはできるのです。

美しい肌を保つのに必要なのは、毎日の丁寧な保湿ケアと紫外線予防、そしてバランスの良い食生活や質の良い睡眠習慣といった、毎日の生活習慣です。

あなたもスキンケアと生活習慣を見直して、今日から美肌を目指しませんか。

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